報道発表

第16回日本国際漫画賞授賞式の開催

令和5年3月2日
演台に立ち、スピーチする、武井副大臣の様子(接写)
演台に立ちスピーチする武井副大臣、およびステージ上で着席してスピーチを聞く受賞者の様子
武井副大臣と受賞者による集合写真

 3月2日、飯倉公館において、第16回日本国際漫画賞授賞式が開催され、日本国際漫画賞実行委員長である林芳正外務大臣の代理として、武井俊輔外務副大臣が出席しました。

  1. 「日本国際漫画賞」は、海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画家を顕彰する目的で、平成19年に外務省が創設しました。第16回を迎える今年度は、77の国・地域から過去最多となる503作品の応募があり、最優秀賞1作品(韓国)、優秀賞3作品(フランス、香港、台湾)を含む受賞作15作品が選ばれました。
  2. 授賞式では、国際交流基金の招へいによって訪日した最優秀賞及び優秀賞受賞作品の作者に対し、武井副大臣から賞状が、里中満智子審査委員長からトロフィーが、それぞれ授与されました。武井副大臣は挨拶の中で、受賞者への祝意を表しつつ、誰もが安心して漫画を創作し、楽しむことができる世界の実現のため、引き続き努めていく旨述べました。また、里中満智子審査委員長から、死や過去と向き合い、未来と生命を見つめる作品ばかりで、深く考えさせられた、人生を振り返るチャンスを与えてくださった作者の皆さんに感謝するとの言葉がありました。
  3. 授賞式には、日本国際漫画賞実行委員・審査員のほか、漫画家、第1次審査に協力したコミック出版社の会をはじめとする編集者、国会議員などの関係者が出席しました。
(参考1)日本国際漫画賞とは

 世界に広がる漫画文化を通じて国際交流と相互理解の輪を広げることを目的として、平成19年に麻生太郎外務大臣(当時)が創設。

(参考2)応募作品の概要

 第16回となる今年度の日本国際漫画賞では、77の国・地域から過去最高となる503作品の応募があった。応募の多かった国・地域は、台湾(第1位:83作品)、中国(第2位:65作品)、インドネシア(第3位:22作品)。

(参考3)第16回日本国際漫画賞実行委員会のメンバー
  • 林芳正 外務大臣【委員長】
  • 梅本和義 国際交流基金理事長
  • 白石さや氏 東京大学名誉教授
  • 杉山恒太郎氏 株式会社ライトパブリシテイ代表取締役社長
  • フレデリック・L・ショット氏 通訳・翻訳家・作家
  • 丸澤滋氏 小学館常務取締役
(参考4)第16回日本国際漫画賞審査委員会のメンバー(委員長を除き50音順)
  • 里中満智子氏(漫画家)【委員長】
  • 赤松健氏(漫画家・参議院議員)
  • 大島誠氏(元漫画雑誌編集長)
  • 永野のりこ氏(漫画家)
  • 吉留博之氏(元漫画雑誌編集長)

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