報道発表

駐日V4各国大使による林外務大臣表敬

令和4年3月17日
駐日V4各国大使との記念撮影に臨む、林外務大臣の様子(中央)
駐日V4各国大使による表敬を受ける、林外務大臣の様子(会談形式)

 3月17日、午後5時から約35分間、林芳正外務大臣は、V4各国のパラノビチ駐日ハンガリー大使、トマーシク駐日スロバキア共和国大使、トムチョ駐日チェコ共和国大使、ミレフスキ駐日ポーランド共和国大使による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、ウクライナ情勢を巡り、V4各国が避難民受入れを含め多大な貢献をされていることに敬意を表するとともに、ウクライナ在留邦人の退避に際する円滑な入国等の支援に謝意を伝達しました。
  2. 林大臣から、ロシアによる侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、国際法の深刻な違反であり、強く非難し、日本はG7をはじめとする同志国と足並みを揃えロシアに対し強力な制裁措置を講じている旨述べました。また、ウクライナの隣国であるポーランド、ハンガリー、スロバキア等に避難した人々への支援も含む1億ドルの緊急人道支援を行うことを説明し、これに対し、V4側から日本の支援に対する高い評価と感謝の意が表明されました。
  3. 林大臣と駐日V4各国大使は、今後も日本とV4が緊密に連携し、「V4+日本」協力を活性化させていくことで一致しました。
(参考)V4(ヴィシェグラード4)

 ハンガリー(現議長国)、スロバキア、チェコ及びポーランドによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設された。首脳、外相、高級事務レベルの対話に加えて、様々な分野で「V4+日本」の協力が進められている。


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