報道発表
日比絵里子国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所長一行による林大臣表敬
令和4年2月4日
2月4日、午後4時25分から約15分間、林芳正外務大臣は、日比絵里子国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所長及び三次啓都国連食糧農業機関(FAO)事務局長シニアアドバイザーの表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林外務大臣から、日比所長のFAOと日本の協力関係強化に対する多大な尽力を評価する旨を伝達しました。また、新型コロナの拡大や気候変動、紛争等を受けて食料安全保障や栄養の確保を巡る課題が複雑化する中、FAOの果たす役割は益々重要であると述べました。これらの新たな状況に対応するため、令和3年度の補正予算において、アフガニスタン等に対しFAOを通じた約3億円の支援を決定した旨伝達しました。
- これに対し、日比所長から、日本政府によるFAOに対する支援による謝意が示されるとともに、今後も日本政府とともに食料安全保障の問題に取り組んでいきたい旨、また、地方の若者との交流を深めるなど、日本におけるFAOの活動の広報を充実させていきたい旨述べました。
- 両者は、世界及び日本の食料安全保障の強化に向けて、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
[参考]