報道発表
日米外相電話会談
令和4年1月6日
1月6日、午前8時10分から35分間、林芳正外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 両外相は、日米同盟の強化及び「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、日米で連携していくことを再確認しました。
- また、林大臣から、最近の在日米軍の新型コロナ感染状況を踏まえ、地元の不安解消に向け、外出制限の導入を含め、感染症拡大防止の措置の強化と徹底を強く求めました。それに対し、ブリンケン長官からは、米国にとっては在日米軍だけでなく地域住民の方々の健康と安全が非常に重要であり、日本側の申し入れについては直ちに国防省に伝え、日本政府としっかり連携し、感染の更なる拡大を防ぐため、できる限りのことをしたいとの返答がありました。
- 両外相は、最近の地域情勢について意見交換を行いました。
- (1)北朝鮮については、林大臣から、昨5日のミサイル発射を含め、北朝鮮による核・ミサイル活動は、日本、地域、国際社会の平和と安定を脅かすものであると述べた上で、両外相は安保理決議に沿って、北朝鮮の完全な非核化が実現するよう、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。
- (2)ロシア・ウクライナ情勢については、ブリンケン長官から最近の情勢について説明があり、現下の状況を踏まえて引き続き日米で連携していくことを確認しました。