報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクトの実施(結果)
令和3年12月6日
12月4日及び5日、青森県三沢市(米空軍三沢飛行場)にて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Youth Exchange Program: YEP)の今年度の第4回事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。

1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて、相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された三沢市での事業では、「日米友好をテーマにした旗及びご当地キャラクター」をテーマに、日米の中高生約25名が交流しました。
2 概要
- (1)開会式(1日目:12月4日(土))
米側からドン・ネスター在日米軍コマンドエンジニア(J9)部長、ティモシー・B・マーフィー米空軍三沢飛行場副司令官及びロナルド・J・ナイト米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区教育次長が出席し、2日間で参加者が互いに友情を育むことや、本事業が参加者の将来に有益なものとなることへの期待を寄せ、挨拶を行いました。
開会式にて挨拶を行うナイトDoDEA教育次長
開会式にて挨拶を行うネスタ―J9部長
開会式にて挨拶を行うマーフィー副司令官 - (2)学生によるプレゼンテーション
- (ア)1日目:12月4日(土)
学生たちは、グループに分かれ、日米友好関係のさらなる発展といった願いを込めて旗をデザインし、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションの準備を行う学生達
学生と交流するネスタ―部長 - (イ)2日目:12月5日(日)
学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに様々なアイディアを出し合い、ミス・ビードル号、小川原湖、りんご等で有名な三沢市を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションを行う学生達 - (3)閉会式及び修了式(2日目:12月5日(日))
日本側から市川恵一北米局長及び小檜山吉紀三沢市長が、米側からアンドリュー・リー在札幌米国総領事が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称えるとともに、実務での経験を踏まえ、国際交流や相互理解の意義について述べ、日米学生の将来の活躍に期待を寄せました。
閉会式にて挨拶を行う市川北米局長
閉会式にて挨拶を行う小檜山市長
閉会式にて挨拶を行うリー総領事
3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)
- 伝えたいという意思があれば、コミュニケーションが取れることを実感しました。これまで基地内の同世代の方々と交流したいと思っていましたが、その思いが叶って嬉しかったです。(日本側参加者)
- 自分達をホストしている日本の人達と交流すること出来て、とても嬉しかったです。言語の壁はあるけれど、共通の趣味など似ている部分もあることに気付きました。今後、日本語をもっと勉強して、日本の学校に進学したいと思うようになりました。(米側参加者)
(参考)実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)
- 後援:青森県三沢市教育委員会
- 開催協力:米空軍三沢飛行場