報道発表
日・ヨルダン外相電話会談
令和3年5月26日
5月26日、午後8時15分から15分間、茂木敏充外務大臣は、アイマン・サファディ・ヨルダン外務・移民大臣(H. E. Mr. Ayman Safadi, Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、茂木大臣から、今般のイスラエルとパレスチナ武装勢力の停戦合意に際するヨルダン政府を始めとするアラブ諸国の仲介努力に敬意を表しました。
- 両大臣は、現下のイスラエル・パレスチナをめぐる情勢について意見交換し、茂木大臣から、ヨルダンを含む国際社会と連携しつつ、ガザの緊急支援ニーズへの迅速な対応を含め積極的な役割を果たしていく旨述べました。その上で、中東和平問題については、「二国家解決」を支持しており、引き続き「平和と繁栄の回廊」構想等の我が国独自の取組を通じて、当事者間の信頼醸成に取り組んでいきたい旨表明しました。これに対して、サファディ外相は、日本の中東和平問題への取組を評価する、長期的なガザ及び地域全体の安定化に向け日本とも連携していきたいと述べました。
- 両大臣は、イスラエル・パレスチナ間の信頼醸成のためにあらゆる方面から働きかけを行うことが重要であるとの認識を共有するとともに、二国間関係を一層強化していくことを含め、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。