報道発表

日・イスラエル外相電話会談

令和3年5月26日

 5月26日、午後7時35分から30分間、茂木敏充外務大臣は、ガビ・アシュケナジー・イスラエル国外務大臣(Lt. Gen. (res.) Gabi Ashkenazi, Minister of Foreign Affairs of the State of Israel)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両大臣は、現下のイスラエル・パレスチナをめぐる情勢について意見交換し、茂木大臣から、双方の民間人に多数の死傷者が生じたことは心痛む事態であり、停戦の実現を歓迎するとともに、持続的な停戦に向けて、イスラエル政府として、引き続き緊張緩和のための取組を進めるよう求めました。また、茂木大臣から、日本としては、ガザの緊急支援ニーズへの迅速な対応を含め、積極的な役割を果たしていくとともに、中東和平問題について「二国家解決」を支持しており、引き続き「平和と繁栄の回廊」構想等の我が国独自の取組を通じて、当事者間の信頼醸成に取り組んでいきたい旨述べました。
  2. アシュケナジー大臣からは、今般の事態に関するイスラエルの立場や今後の取組について説明があるとともに、日本を含む国際社会とも引き続き緊張緩和に向けて意見交換していきたい旨述べました。
  3. また、両大臣は、来年日本とイスラエルが外交関係樹立70周年を迎えることを契機として、あらゆる分野で両国関係を一層促進させるべく取り組んでいくことを確認しました。

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