報道発表

「ハーグ条約に関するアジア太平洋ウェビナー」の開催(結果)

令和3年3月19日

 3月18日、外務省は、ハーグ国際私法会議(Hague Conference on Private International Law)と共催し、アジア太平洋地域における「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」に係わる協力強化を目的として、「ハーグ条約に関するアジア太平洋ウェビナー」を開催しました。

  1. このセミナーには、12カ国の裁判官や中央当局関係者が参加しました。
  2. セミナーでは、ハーグ国際私法会議のベルナスコーニ事務局長が、「ハーグ条約の40年:アジア太平洋地域における利益、挑戦、実施状況」と題する基調講演を行った後、参加各国からの発表や質疑応答が続き、率直かつ活発な議論が行われました。特に、ハーグ条約非締約国からの参加者は、ハーグ条約への加入に必要な国内体制や条約実施のあり方などについて、有益な知見を得られたものと思われます。
  3. このセミナーによって、国際的な子の連れ去りの解決と予防に向けた関係国間の連携が一層強化されることが期待されます。

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