報道発表
V4(ヴィシェグラード4)発足30周年に際する茂木外務大臣発V4各国外相宛祝辞の発出
2月15日、茂木敏充外務大臣は、1991年2月15日に発足したV4(ヴィシェグラード4)が発足30年を迎えたことに際し、ズビグニェフ・ラウ・ポーランド共和国外務大臣(H.E.Mr.Zbigniew RAU, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Poland)、シーヤールトー・ペーテル・ハンガリー外務貿易大臣(H.E. Mr. Péter SZIJJÁRTÓ, Minister of Foreign Affairs and Trade of Hungary)、イヴァン・コルチョク・スロバキア共和国外務・欧州問題大臣(H.E.Mr.Ivan KORČOK, Minister of Foreign and European Affairs of the Slovak Republic)、トマーシュ・ペトシーチェク・チェコ共和国外務大臣(H.E.Mr.Tomáš PETŘÍČEK, Minister of Foreign Affairs of the Czech Republic)宛に、次の祝辞を発出しました。
「V4発足30周年の機会に、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、チェコの4か国に祝意を申し上げます。
日本は、EU域外国としては、いち早く2003年からV4との協力を開始し、様々な分野で対話・協力を推進してきました。V4は、EUでますます重要な役割を果たしており、西バルカンの欧州統合や東方パートナーシップ等地域の諸課題に積極的に貢献してきたことを日本は評価しています。
過去3回の「V4+日本」首脳会合、そして、過去6回の外相会合でも確認してきたように、日本は、V4と緊密に連携し、地域・国際社会の課題に積極的に取り組み、民主主義、法の支配、人権、自由及び市場経済といった基本的価値及び原則を強化していく考えです。「V4+日本」協力の更なる深化に向け、各閣下と引き続き協力していくことを楽しみにしています。」
ポーランド(現議長国)、ハンガリー、スロバキア及びチェコによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設された。首脳、外相、高級事務レベルの対話に加えて、科学技術、第三国支援、防災、環境等の幅広い分野で「V4+日本」の協力が進められている。