報道発表
元慰安婦等による韓国国内の訴訟に係る我が国の立場の韓国政府への伝達
令和3年1月8日
- 1月8日、秋葉剛男外務事務次官は南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使を直ちに召致し、元慰安婦等が日本国政府に対して提起した韓国ソウル中央地方裁判所における訴訟において、ソウル中央地方裁判所が、国際法上の主権免除の原則を否定し、原告の訴えを認める判決を出したことは、極めて遺憾であり、日本政府として本判決は断じて受け入れられない旨強く抗議を行いました。
- 慰安婦問題を含め、日韓間の財産・請求権の問題は、1965年の日韓請求権・経済協力協定で完全かつ最終的に解決済みです。また、慰安婦問題については、2015年の日韓合意において「最終的かつ不可逆的な解決」が日韓両政府の間で確認されています。
- 韓国政府に対して国際法違反を是正するために適切な措置を講じることを強く求めます。