報道発表
日豪外相電話会談
令和2年9月17日
9月17日、午後4時過ぎから約20分間、茂木敏充外務大臣は、マリズ・ペイン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator the Hon. Marise Payne, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
1 冒頭、ペイン外相から、再任の祝意が表明されました。これに対し、茂木大臣から、「6月の電話会談以来であるが、再び共に働けること、再任後、最初の電話会談の相手がペイン大臣であることを嬉しく思う。ポスト・コロナも見据え、インド・太平洋地域において、日豪が幅広い分野で主導的役割を果たしていくとの決意は菅新政権においても変わらない。」と述べました。これに対し、ペイン外相は、二国間関係及び自由で開かれたインド太平洋のために、引き続き共に働けることを嬉しく思う旨述べました。
2 また、ペイン外相から、豪州人乗組員2名を乗せた家畜輸送船「ガルフ・ライブストック1」号の遭難事故について、海上保安庁が最大限可能な捜索・救助活動を実施していることに対して謝意の表明がありました。これに対し、茂木大臣から、今回の船舶遭難事故について大変心を痛めている、海上保安庁は引き続き捜索活動を実施していると承知しており、日本政府として今後も可能な限り協力する旨述べました。
3 両大臣は、インド太平洋地域、そして国際社会全体が直面する様々な課題について、引き続き協力していくことで一致しました。