報道発表

グアテマラ大統領選挙監視要員の派遣

令和元年8月6日

1 日本政府は,8月11日に実施されるグアテマラ大統領選の決選投票の公正な実施を支援するため,ルイス・ギジェルモ・ソリス前コスタリカ大統領が率いる米州機構(OAS)の選挙監視団に本年6月の大統領選第1回投票に続き監視要員(外務省中米カリブ課員1名)を派遣します。

2 OASの選挙監視団は,加盟国及び日本を含むオブザーバー国から派遣される選挙関連の各分野の専門家等85名で構成され,グアテマラ国内において監視活動を行います。今回の大統領選挙はジミー・モラレス大統領の任期満了に伴い実施されるもので,本年6月の大統領選第1回投票で過半数を獲得した候補者がいなかったため,上位候補者2名の間で行われるものです。

3 グアテマラの今後の民主主義の強化・発展にとって極めて重要な選挙であり,我が国からの継続的な選挙監視要員の派遣が,同選挙の透明かつ公正な実施に貢献することが期待されます。

[参考]
(1)グアテマラでは,1996年末に36年に及ぶ内戦に終止符を打つ最終合意が成立し,歴代政権では民主主義の強化や国民和解の促進に向けた取組がなされている。

(2)我が国は,1996年の和平合意以降,同国の民主化定着への取組を支援するとともに,農村開発や持続的経済開発等への協力を継続的に行ってきている。


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