報道発表

ガーナにおける若手行政官育成のための無償資金協力に関する書簡の交換

令和元年7月18日

1 7月17日(現地時間同日),ガーナ共和国の首都アクラ市において,我が方姫野勉駐ガーナ大使と先方チャールズ・A・オウィレドゥ外務・地域統合副大臣(Hon. Charles A. Owiredu, Deputy Minister of Foreign Affairs and Regional Integration)との間で,供与額1億4,900万円の無償資金協力「人材育成奨学計画(三年型)」に関する書簡の交換が行われました。

2 この協力は,将来ガーナの指導者となることが期待される若手行政官等が本邦大学院において学位(修士)を取得することを支援するものです。

3 ガーナにおいては,各開発課題を取り扱う政府機関・関係省庁の職員・組織・制度・財政等の能力・体制を含む行政能力の向上および制度構築を担う行政官の人材育成が喫緊の課題となっています。この協力により,我が国で学んだ人材が,帰国後に同国の開発課題の解決に取り組み,もって同国の経済発展に貢献すること,また,日・ガーナ間の人的ネットワーク構築を通じた二国間関係の強化に寄与することが期待されます。

4 我が国は,2016年8月に開催した第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において,我が国の強みを生かした人材育成支援を表明(PDF)別ウィンドウで開くしており,この協力は同表明を具体化するものです。

[参考]ガーナ共和国基礎データ
 ガーナ共和国の国土面積は約23.9万平方キロメートル(日本の約3分の2),人口は約2,883万人(2017年,世界銀行),人口1人当たりの国民総所得(GNI)は約1,490米ドル(2017年,世界銀行)。


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