報道発表

平成30年度海外対日世論調査

令和元年5月22日

英語版 (English)

  1.  外務省は,平成31年1月から2月にかけて米国,カナダ,欧州5か国,ロシア及び中央アジア4か国において対日世論調査を行ったところ,結果概要は以下のとおりです。

    1 米国

     外務省は,ニールセン社に委託して,平成31年1月,米国における対日世論調査を行いました。本件調査は, 18歳以上の1,036名を対象とした「一般の部」(インターネット調査)と,各界(政官財,学術,マスコミ,宗教,労働関係等)で指導的立場にある200名を対象とした「有識者の部」(電話調査)に分けて実施しました。

    (1)日米協力関係について「きわめて良好」又は「良好」とする割合は,一般の部で70%(昨年度69%),有識者の部で69%(昨年度66%)となりました。また,対日信頼度については,一般の部では82%(昨年度87%),有識者の部では90%(昨年度86%)が「日本は信頼できる友邦である」と回答しました。

    (2)アジアにおける米国の最も重要なパートナーはどの国かとの質問に対しては,一般の部で31%(昨年度33%),有識者の部で45%(昨年度33%)が「日本」と回答し,昨年に続きアジア各国の中では最も高い数字となりました。

    (3)日本と米国は,アジア太平洋地域の平和と安全のために緊密に協力すべきと考えるかとの質問に対しては,一般の部で90%(昨年度95%),有識者の部で99%(昨年度99%)が「協力すべき」と回答しました。また,日本は,アジア太平洋地域の平和と安定のために,より積極的な役割を果たしていくべきと考えるかとの質問に対しても,一般の部で62%(昨年度63%),有識者の部で90%(昨年度87%)が「より積極的な役割を果たしていくべき」と回答しました。

    (4)日米経済関係をより深化させるために,日本が特に進めるべきと考える政策(「有識者の部」のみ実施)は,「貿易・投資分野での協力の促進」が最も多く99%,その次に「クリーンエネルギーや高速鉄道などの技術協力などの促進」が93%,さらに「シェールガス等の資源開発での協力」が55%と続きました。

    2 カナダ

     外務省は,IPSOSインドネシア社に委託して,平成31年2月,18歳から69歳までの1,500名を対象にインターネット調査を行いました。(注:前回調査は平成20年度に実施。)

    (1)対日関係については,73%が「とても友好的な関係にある」又は「どちらかというと友好的な関係にある」と回答し,対日信頼度については,69%が「とても信頼できる」又は「どちらかというと信頼できる」と回答しました。

    (2)戦後70年の日本の平和国家としての歩みについてどう思うかとの質問に対しては,76%が評価すると回答しました。

    (3)日本が世界経済の安定と発展にどの程度重要な役割を果たしているかという質問に,65%が「非常に重要な役割を果たしている」又は「やや重要な役割を果たしている」と回答しました。

    (4)世界の平和維持や国際秩序の安定に対する日本の積極的な貢献については,77%が「とても役に立つと思う」又は「どちらかというと役に立つと思う」と回答しました。

    (5)また,日加関係を発展させる上で重要なことを選ぶ質問では,「貿易・投資の拡大」が最も多く47%,次いで「安全保障面での関係強化」が13%,「人的・文化交流の増大」が11%と続きました。

    3 欧州5か国(英国,フランス,ドイツ,イタリア,ハンガリー)

     外務省は,IPSOSインドネシア社に委託して,平成31年2月,各国において18歳から69歳までの500名を対象にインターネット調査を行いました。(注:前回調査は平成28年度に英国,フランス,ドイツ,スペイン及びポーランドで実施。)

    (1)対日関係については,5か国全体で69%(前回70%)が「とても友好的な関係にある」又は「どちらかというと友好的な関係にある」と回答し,対日信頼度については,5か国全体で66%(前回も同じ)が「とても信頼できる」又は「どちらかというと信頼できる」と回答しました。

    (2)戦後70年の日本の平和国家としての歩みについてどう思うかとの質問に対しては,78%(前回77%)が評価すると回答しました。

    (3)日本が世界経済の安定と発展にどの程度重要な役割を果たしているかという質問に,68%(前回70%)が「非常に重要な役割を果たしている」又は「やや重要な役割を果たしている」と回答しました。

    (4)世界の平和維持や国際秩序の安定に対する日本の積極的な貢献については,74%(前回73%)が「とても役に立つと思う」又は「どちらかというと役に立つと思う」と回答しました。

    (5)インド・太平洋地域おいて,安全保障及び経済関係における今後重要なパートナーとなる国(地域)を選ぶ質問(複数回答)では,40%の回答者が日本を選択し,米国(44%)に次いで2位となりました。

    4 ロシア

     外務省は,IPSOSインドネシア社に委託して,平成31年2月,18歳から69歳までの3,600名を対象に,電話調査を行いました。(注:前回調査は平成27年度に実施。)

    (1)対日関係については,71%(前回78%)が「とても友好的な関係にある」又は「どちらかというと友好的な関係にある」と回答し,対日信頼度については,45%(前回調査52%)が「とても信頼できる」又は「どちらかというと信頼できる」と回答しました。

    (2)戦後70年の日本の平和国家としての歩みについてどう思うかとの質問に対しては,79%(前回81%)が評価すると回答しました。

    (3)日本が世界経済の安定と発展にどの程度重要な役割を果たしているかという質問に,75%(前回76%)が「非常に重要な役割を果たしている」又は「どちらかというと重要な役割を果たしている」と回答しました。

    (4)世界の平和維持や国際秩序の安定に対する日本の積極的な貢献については,71%(前回76%)が「とても役に立つと思う」又は「どちらかというと役に立つと思う」と回答しました。

    (5)日露間の協力関係を強化すべき分野としては,「科学技術」が最も多く75%,その次が「貿易・投資」で56%,「外交・安全保障」及び「文化・人物交流」が48%と続きました。

    5 中央アジア4か国(ウズベキスタン,カザフスタン,キルギス,タジキスタン)

     外務省は,IPSOSインドネシア社に委託して,平成31年2月, 各国において18歳から69歳までの300名を対象に,電話と一部訪問面接を併用した調査を行いました。(注:前回調査は平成27年度に同じ4か国で実施。)

    (1)対日関係については,64%(前回89%)が「とても友好的な関係にある」又は「どちらかというと友好的な関係にある」と回答し,対日信頼度については,61%(前回63%)が「とても信頼できる」又は「どちらかというと信頼できる」と回答しました。

    (2)戦後70年の日本の平和国家としての歩みについてどう思うかとの質問に対しては, 68%(前回75%)が評価すると回答しました。

    (3)日本が世界経済の安定と発展にどの程度重要な役割を果たしているかという質問に,66%(前回78%)が「非常に重要な役割を果たしている」又は「やや重要な役割を果たしている」と回答しました。

    (4)世界の平和維持や国際秩序の安定に対する日本の積極的な貢献については,70%(前回78%)が「とても役に立つと思う」又は「どちらかというと役に立つと思う」と回答しました。

    (5)2004年以来「中央アジア+日本」対話の枠組の中で行われている外相会合やシンポジウム等について,79%が,地域協力の発展に貢献していると思うと回答しました。


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