報道発表

シエラレオネにおける人的基盤の強化のための無償資金協力に関する書簡の交換

平成31年4月5日

  1. 1 本5日(現地時間4日),シエラレオネ共和国の首都フリータウンにおいて,我が方姫野勉駐シエラレオネ大使(ガーナにて兼轄)と先方サヌシ・テジャン・サベジ国際移住機関(IOM)シエラレオネ事務所長(Mr. Sanusi Tejan SAVAGE, Head of Office of IOM Sierra Leone)との間で,供与額4億8,100万円の無償資金協力「若者に対する雇用促進及び起業支援を通じた非正規移民に関するリスク削減計画(IOM連携)」に関する書簡の交換が行われました。

    2 シエラレオネは,11年間におよぶ内戦の影響等により,人間開発指数が189か国中184位(2018年,国連開発計画(UNDP))と世界で最も低い国の一つとなっており,また,鉱物資源の価格低迷等により同国の青年層の約66%が失業状態に陥っています。雇用を求めて地方を離れる若者が国内の都市部や近隣国等へ移動する場合も多く,年間約1万人の若者が人身売買の被害者となっており,青年層の失業問題の解決が同国政府の喫緊の課題となっています。

    3 この協力は,同国政府に対し,IOMを通じて,職業訓練所整備のための機材供与(研修用ショベルカー,耕耘機等)及び就労支援を実施することにより,同国の青年層の雇用促進及び人身売買等の削減を図り,もって人材育成支援を通じた二国間関係の強化及びシエラレオネの人的基盤の強化に寄与するものです。

    4 我が国は,2016年8月に開催した第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において,「繁栄の共有のための社会安定化促進」を実現するための取組として,平和で安定したアフリカの実現に向けて,5万人への職業訓練を含む約960万人の人材育成を実施することを表明(PDF)別ウィンドウで開くしており,この協力は同表明を具体化するものです。

    [参考]シエラレオネ共和国基礎データ
     シエラレオネ共和国の面積は約71,740平方キロメートル(日本の約5分の1),人口756万人(2017年,世界銀行),人口一人当たり国民総所得(GNI)は510米ドル(2017年,世界銀行)。


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