報道発表

モーリタニアにおける水産物の安全性・付加価値向上のための無償資金協力に関する書簡の交換

平成31年2月28日

  1. 1 2月27日(現地時間同日),モーリタニア・イスラム共和国の首都ヌアクショットにおいて,我が方佐藤正久外務副大臣と先方エル・モクタール・ジャイ経済・財務大臣(H.E. Mr. El Moctar DJAY, Minister of Economy and Finance, Islamic Republic of Mauritania)との間で,供与額14億2,500万円の無償資金協力「水産物衛生検査公社ヌアディブ検査・分析所建設計画」に関する書簡の交換が行われました。

    2 モーリタニアは,国連開発計画(UNDP)人間開発指数(2017)で189か国中159位に位置付けられる後発開発途上国の一つであり,深刻な貧困と食料不足に直面しています。同国では,水産物や水産加工品が輸出総額の約30%を占める主要輸出品目であり,先進国への輸出拡大のため衛生検査の強化を図っています。ヌアディブ検査・分析所は,同国では数少ない国際水準を満たした検査機関ですが,老朽化した施設の建替・検査機器の更新による検査機能維持が喫緊の課題となっています。

    3 この協力は,水産物衛生検査公社ヌアディブ検査・分析所の施設及び機材の整備を行うことにより,同国の水産物の衛生検査機能の維持・強化を図り,もって同国の水産物の安全性及び付加価値の向上,並びに輸出競争力の強化を通じた水産資源の持続的利用促進及び高付加価値化に寄与するものです。これにより,国際標準化機構規格(ISO17025)の要求事項を満たした食品衛生検査の項目の数が6から10へ増加し,また,国際食品規格等の食品衛生基準に基づく検査項目数が121から160以上へ増加することが見込まれます。

    4 我が国は,2016年8月に開催した第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において,フードバリューチェーンの構築による生産性・付加価値向上に取り組むことを表明(PDF)別ウィンドウで開くしており,この協力は同表明を具体化するものです。

    [参考]モーリタニア・イスラム共和国基礎データ
     モーリタニア・イスラム共和国の面積は約103万平方キロメートル(日本の約2.7倍),人口は約430万人(2016年,世界銀行),人口1人当たりの国民総所得(GNI)は1,100米ドル(2017年,世界銀行)。


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