報道発表

東ティモールにおける理数科初等教育強化計画
(東ティモールに対する無償資金協力に関する書簡の交換)

平成31年2月26日

  1. 1 本26日(現地時間同日),東ティモール民主共和国のディリにおいて,南博駐東ティモール大使とシャバス・カーン国際連合教育科学文化機関(UNESCO)ジャカルタ事務所代表(Prof Dr Shahbaz Khan, Director of UNESCO Office in Jakarta/UNESCO Regional Science Bureau for Asia and the Pacific Region, and Representative for Timor-Leste)との間で,供与総額2億2,700万円の無償資金協力「東ティモールにおける理数科初等教育強化計画」に関する交換公文の署名が行われました。

    2 東ティモールでは,小学校への入学適齢期(6歳)における児童の就学率は54%以下であり,義務教育を満足に履修できずに退学する児童は70%以上となっています。教員についても,東ティモール国内法にて定められている基準を満たしていない教員が75%であり,教科書(ポルトガル語)と教授言語(テトゥン語)が異なるという事情とも相まって,特に公立学校における教育環境が整っていません。加えて,同国では,国の発展や産業の多様化を下支えする科学的知識や技術を備えた専門家が不足しており,科学技術分野における能力向上が求められていますが,理数系科目の基礎的学力レベルが低く,初等教育の強化が必要とされています。
     本計画は,教師用の指導教本及び児童向けの学習本等の教材(テトゥン語)の製作及び理数科教員に対する研修等を実施することにより,同国の初等教育における理数科教育の強化・教育の質の向上を図り,もって人材育成に貢献することで同国の社会サービスの普及・拡大に寄与するものです。本計画を通じ,東ティモール国内の約280校の小学校にて教材が配布され,約1,900名の教員の能力向上が図られることとなります。


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