報道発表
佐藤外務副大臣とタイール・チャド経済・開発計画副大臣との会談
平成30年10月7日


本7日午後5時10分頃から約30分間,佐藤正久外務副大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のイッセイヌ・タイール・スグイミ(H.E. Mr.Hissein Tahir Souguimi)チャド共和国経済・開発計画副大臣と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,佐藤副大臣から,5月の自身のチャド訪問時の歓待に謝意を表し,タイール副大臣のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,日本はG5サヘル地域といった地域の安定に貢献しているチャドとの協力関係を重視している旨述べました。
- さらに,佐藤副大臣から,チャドの食料安全保障改善のための食料支援の意向及びABEイニシアティブ等を通じたチャドの人材育成の貢献について述べました。
- 続けて,タイール副大臣から,日本側の暖かな歓迎及びこれまでの支援に謝意が表されるとともに,明年のTICAD7に向けた協力を約束しました。また,テロや治安対策に取り組みつつ,チャドの開発を進めていく上で,引き続き日本の支援が重要であるとして,日本の支援継続への期待が示されました。
- この他,北朝鮮情勢・安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し,意見交換を行いました。