報道発表
日・コンゴ民主共和国外相会談
平成30年10月6日
本6日午前11時頃から約20分間,河野太郎外務大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のレオナール・シェ=オキトゥンドゥ(H.E. Mr. Léonard She-Okitundu)コンゴ民主共和国副首相兼外務・地域統合大臣と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,昨5日,コンゴ民主共和国出身のデニス・ムクヴェゲ医師に対し,紛争下における性的暴力被害に対する取組への評価を理由にノーベル平和賞の授与が決定されたことに祝意を表明するとともに,コンゴ民主共和国政府としても,マブンダ性的暴力担当大統領特別代表を中心に,この問題に真剣に取り組んでおり,成果が上がりつつあることに敬意を表する旨述べました。
2 続けて,シェ=オキトゥンドゥ大臣から,日本側の歓迎に謝意を表明するとともに,日本のさまざまな分野における支援に期待を示し,今後,TICADプロセス等を通じて,二国間戦略的パートナーシップをさらに発展させていきたい旨述べました。
3 さらに,シェ=オキトゥンドゥ大臣から,今年予定されている大統領選挙に向けて,選挙プロセスを一歩一歩着実に進めている旨述べたのに対し,河野大臣から,自由で公正かつ平和裡に選挙が行われることが重要である旨応答しました。
4 この他,安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し,意見交換を行いました。