報道発表

国連訓練調査研究所「南スーダンにおける起業家育成・プロジェクト立案研修」の
研修生による堀井学外務大臣政務官表敬

平成30年9月3日
国連訓練調査研究所「南スーダンにおける起業家育成・プロジェクト立案研修」の研修生による堀井学外務大臣政務官表敬1
国連訓練調査研究所「南スーダンにおける起業家育成・プロジェクト立案研修」の研修生による堀井学外務大臣政務官表敬2

 本3日午前11時30分から約30分間,堀井学外務大臣政務官は,国連訓練調査研究所(UNITAR)の「南スーダンにおける起業家育成・プロジェクト立案研修」参加のため南スーダンから訪日中の計25名の研修生(若手・中堅の政府・市民社会・メディア・商工会議所・研究関係者)及び隈元美穂子UNITAR広島事務所所長の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。なお,今年で4回目となる本件研修は,UNITARが日本政府からの支援を得て実施しているものです。

1 冒頭,堀井学政務官から,南スーダンにおいて国造りの基礎となる人材育成は急務であり,研修生達が起業・マネジメント上の知識・経験を学ぶことで社会の安定化に貢献し,各方面におけるリーダーとして大いに活躍することを期待している旨述べました。また,人材育成を通じた人への投資は,来年8月のTICAD7等において日本が重視する分野の一つであることに触れつつ,日本政府は引き続き南スーダンの平和と安定にコミットしており,今後も国民対話を包摂的に行うための支援,人材育成,食料援助を含む人道支援等を通じ,南スーダンの平和と安定や国造りに貢献していく考えであることを伝達しました。

2 これに対し,隈元UNITAR広島事務所所長から本件研修に関する説明及び日本政府に対する謝意表明が行われました。また,研修生の代表2名(メディア及びNGO職員)から,本件研修及び架橋建設や上水道整備等の日本政府の南スーダンに対する支援への謝意表明や,同国の女性のエンパワーメントに向けた本件研修の意義について発言がありました。

[参考]国連訓練調査研究所(UNITAR)
 1965年に設立。国連自体の能率を高め,平和と安全の維持及び経済社会開発を図ることを目的とし,主に開発途上国の行政官の研修及び国連の機能・目的に関連する調査を行うことを任務としている。 事務局本部はスイス・ジュネーブに所在し,広島事務所は2003年に中国・四国地方唯一の国際機関として設置。


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