報道発表
新潟県知事一行による中根外務副大臣表敬
平成30年6月15日


本15日午後0時25頃から約15分間,中根一幸外務副大臣は花角英世新潟県知事一行による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,花角知事から,就任に際する挨拶のほか,「政府に対する新潟県の要望書」及び佐渡金銀山世界遺産登録推進県民会議による「佐渡金銀山の世界遺産登録の早期実現に関する決議」の手交があり,その後同知事から「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の世界遺産への早期登録に関する要望が述べられました。
2 これに対し,中根副大臣から,花角知事の就任に祝意を表するとともに,これまで同知事を始め,関係者の方々が「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の世界遺産登録を目指し取り組まれていることに敬意を表する,また今後の世界遺産推薦案件について,最終的に政府として,閣議で了解するものと認識しており,関係省庁間の調整を図っていきたい旨述べました。
[参考]「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」
16世紀半ばから19世紀にかけて,手工業により,西欧とは異なる金銀生産を継続した世界的に稀有な鉱山であり,2010年に世界遺産暫定一覧表に記載。世界遺産への早期登録の実現に向けて地元において取組が進められている。
- 対象年代:戦国時代から明治時代
- 構成資産:計3資産(西三川(にしみかわ)砂金山,鶴子(つるし)銀山,相川(あいかわ)金銀山