報道発表
日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第5陣の入国
平成30年5月31日
1 本31日,日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第5陣219名(看護師候補者26名,介護福祉士候補者193名)が訪日しました(注1)。
2 候補者は,訪日前に12か月間の日本語研修を修了し日本語能力試験のN3(注2)以上を取得した者及びN2以上を自主的に取得した者が,日本国内の受入れ病院・介護施設とのマッチングを経て雇用契約を締結しています。
3 候補者は,入国後,約2か月半の日本語等研修を受講した後,国家試験の合格を目指し,8月上旬から全国の受入れ病院・介護施設で就労・研修を開始します(看護師候補者は最大3年間,介護福祉士候補者は最大4年間滞在(注3))。ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の活躍を通じ,日・ベトナム間の経済連携及び相互理解が深まり,両国関係の発展に資することが期待されます。
[注1]平成26年度入国の第1陣から第4陣まで,計673名(看護師候補者75名,介護福祉士候補者598名)が入国。うち,平成26年度から平成29年度の看護師国家試験で計48名が合格,平成29年度の介護福祉士国家試験(初受験)で89名が合格。
[注2]日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる水準。
[注3]看護師及び介護福祉士の入国及び一時的な滞在に関する日越交換公文の定める滞在期間中,看護師は最大3回,介護福祉士は滞在4年目に1回,国家試験を受験。