報道発表
日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第4陣の訪日
平成29年5月25日
1 本25日,日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第4陣203名(看護師候補者22名,介護福祉士候補者181名)が訪日しました(注1)。
2 候補者は,訪日前に12か月間の日本語研修を受講しており,日本語能力試験のN3(注2)以上を取得した者が,日本国内の受入れ病院・介護施設とのマッチングを経て雇用契約を締結しています。
3 候補者は,入国後,約2か月半の日本語研修及び看護・介護導入研修を受講した上で,8月上旬から全国の受入れ病院・施設で就労を開始します。看護師候補者は最大3年間,介護福祉士候補者は最大4年間日本に滞在し,国家試験の合格を目指すこととなります(注3)。
4 ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の活躍を通じ,日・ベトナム間の経済連携及び相互理解が深まり,両国関係の発展に資することが期待されます。
(注1)平成26年度入国の第1陣から第3陣まで,計470名(看護師候補者53名,介護福祉士候補者417名)が入国。うち,平成26年度から平成28年度の看護師国家試験で,計30名が合格。
(注2)日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる水準。
(注3)滞在期間中,看護師は最大3回,介護福祉士は1回,国家試験を受験。