報道発表
水鳥防災担当国連事務次長補兼事務総長特別代表の訪日
1 5月16日から22日まで,水鳥真美防災担当国連事務次長補兼事務総長特別代表(Ms.Mami Mizutori, Assistant Secretary-General (ASG) and Special Representative of the Secretary-General (SRSG) for Disaster Risk Reduction)が,就任後,初めて訪日します。
2 水鳥特別代表は,滞在中,我が国政府関係者との意見交換,東北の被災地(仙台市,石巻市)視察,国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所(神戸市)視察等を行う予定です。
3 水鳥特別代表の訪日により,仙台防災枠組の制定を主導した我が国とUNISDRとの連携が一層深まることが期待されます。
[参考1]水鳥特別代表の略歴・備考(PDF)
水鳥氏は,一橋大学卒業後,1983年外務省入省。国連政策課長,在英国大使館公使,会計課長等を歴任し,2010年に辞職。2011年からは英国セインズベリー日本芸術研究所統括役所長を務めた。同氏は,本年3月1日に国連事務次長補兼事務総長特別代表に就任。
[参考2]国連国際防災戦略事務局(UNISDR)概要(PDF)
国連国際防災戦略事務局(UNISDR)は,「国連防災の10年」の後継として2000年に設立された。UNISDRは,国際的な防災戦略について議論する国連防災世界会議の事務局を務めており,第1回(1994年,横浜),第2回(2005年,兵庫),第3回(2015年,仙台)いずれも日本で開催された。2007年にUNISDR駐日事務所が神戸市に開設された。
[参考3]仙台防災枠組
2015年3月に仙台市で開催された第3回国連防災世界会議において,2030年までの防災に関する国際的指針となる「仙台防災枠組(PDF)」を採択した。7つの地球規模の目標と4つの優先行動を定めている。