報道発表

日・モロッコ投資協定の実質合意

平成30年4月26日

1 本26日,佐藤正久外務副大臣は,第4回日・モロッコ合同委員会出席のため訪日中のムニア・ブセッタ外務・国際協力大臣付閣外大臣(H. E. Ms. Mounia Boucetta, Secretary of State to the Minister of Foreign Affairs and International Cooperation)との間で,日・モロッコ投資協定について実質合意に至ったことを確認しました。

2 モロッコは,豊富な労働力を活用しつつ,関税や法人税の免税などの優遇措置が受けられるフリーゾーンの設置等により,外国企業の誘致を積極的に行っており,同国への進出日本企業数は,過去10年間で4倍以上に増加しています。

3 この協定は,投資をめぐる法的安定性の向上を目的とするものであり,日・モロッコ間の投資や投資に伴う人的交流が相互に促進され,両国の経済関係が一層強化されることが期待されます。

4 今後,双方は,この協定の早期署名及び締結に向け,必要な作業を継続していきます。

[参考]
 2012年5月の日・モロッコ外相会談において,二国間投資協定の交渉開始に向けた予備協議を開催することで一致し,同年9月に予備協議を開催。2014年7月に第1回交渉会合を実施。以降,計7回の交渉会合を実施。


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