報道発表

第9回日中高級事務レベル海洋協議(結果)

平成30年4月20日

  1.  4月19日及び20日,仙台市において,第9回日中高級事務レベル海洋協議が開催されたところ,概要は以下のとおりです。

    1 同協議には,日本側から,外務省のほか,内閣府(総合海洋政策推進事務局),水産庁,資源エネルギー庁,国土交通省,海上保安庁,環境省,文部科学省及び防衛省が,また,中国側から,外交部のほか,中央外事工作委員会弁公室,国防部,公安部,自然資源部,生態環境部,交通運輸部,農業農村部,中国海警局,中国地質調査局等が参加しました。

    2 双方は,全体会議のほか,(1)海洋政策及び海洋法,(2)海上防衛,(3)海上法執行及び海上安全,及び(4)海洋経済の4つのワーキンググループに分かれて会議を行い,東シナ海に関する様々な問題について意見交換を行い,海洋分野における協力の在り方について議論しました。

    3 双方は,防衛当局間の海空連絡メカニズムの構築及び早期運用開始に向けて更なる前進を見ました。双方は,関連準備作業を加速させていくことを確認しました。また,防衛当局間の交流を強化し,相互信頼を増進していくことで一致し,今後の交流計画について具体的な議論を行いました。

    4 海上保安庁と公安部辺防管理局は,両長官級会合の議事録に基づき,密輸・密航及び麻薬取引等の越境犯罪対策の分野における協力を引き続き実施し,適切な時期に専門家の相互訪問を実施することで一致しました。

    5 海上保安庁と中国海警局は,両国の海上法執行機関間の協力及び交流を引き続き強化することで一致しました。

    6 双方は,2018年の下半期に日本において日中海洋ごみ協力専門家対話プラットフォーム第2回会合及び第2回日中海洋ごみワークショップを同時に実施し,また,2018年秋に引き続き海洋ごみ共同調査を実施し,この分野における協力・交流を更に推進することで一致しました。

    7 双方は,両国の海事当局が,年内に日中海運政策フォーラムを再開することを歓迎し,引き続き,船舶安全検査及び船舶汚染防止等の海事分野で協力を強化することで一致しました。

    8 双方は,日中海上捜索・救助(SAR)協定の早期署名に向けて具体的な意見交換を行いました。

    9 双方は,更に深い協議を通じて,漁業協力を強化し,漁業の安定的で健全な発展を促進することを確認しました。

    10 双方は,海洋地質科学分野における協力・研究について,更なる意見交換を行い,本件について,意思疎通を強化し,理解を深めることで一致しました。

    11 双方は,東シナ海資源開発に関する「2008年合意」に関連する問題について,意思疎通を更に強化していくことで一致しました。

    12 双方は,第10回日中高級事務レベル海洋協議を本年後半に中国で開催することで基本的に一致しました。


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