報道発表

紛争と干ばつの影響を受けたアフリカ2か国に対する緊急無償資金協力

平成30年2月27日

1 本27日,我が国政府は,紛争と干ばつの影響により劣悪な人道状況下での生活を余儀なくされているソマリア及び中央アフリカの人々に対する支援として,900万ドル(9億9,000万円(今年度支出官レート))の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。

2 今回の支援は,紛争と干ばつに苦しむソマリア及び中央アフリカに対し,国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)及び赤十字国際委員会(ICRC)を通じ,シェルターや日用品の提供等の人道支援を行います。

3 この協力により,ソマリアにおいては,紛争と干ばつの影響を受け不安定な状況下にある約5万5,000人に安全な生活環境へのアクセスが確保されることが期待されます。また,避難民の受入れコミュニティにおいて施設の修復や平和的共存を促進するための啓発活動等を通じ,避難民と現地住民約5,000世帯の信頼醸成に貢献することが期待されます。

4 中央アフリカにおいては,紛争の影響により不安定な状況下にある約1万7,000人に安全な生活環境へのアクセスが確保されることが期待されるとともに,国内各所の避難民等が生活するサイトにおいて,約22万人にシェルターや日用品が届けられます。

[参考]各国別支援額内訳

ソマリア (600万ドル)
中央アフリカ (300万ドル)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)概要(PDF)別ウィンドウで開く

赤十字国際委員会(ICRC)概要(PDF)別ウィンドウで開く


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