報道発表
イラク国会議員等5名による堀井巌外務大臣政務官表敬
平成30年2月14日
本14日午後2時頃から約30分間,堀井巌外務大臣政務官は,第8回知見共有セミナーで訪日したアリー・アル・シュワイリー議員(Mr. Ali Shuwaili, Member of the Parliament)を団長とするイラク国会議員等5名による表敬を受けたところ,概要は以下の通りです。
1 冒頭,堀井巌政務官から,イラク全土のISILからの解放に祝意を述べるとともに,今次訪問を通じて日本の知見や経験に触れ,イラクの復興の一助としていただくことを期待する旨述べました。これに対し,イラク側から,イラクは復興の成就に向けて重要な時期を迎えている,本年5月に国民議会選挙が予定されているが,宗派・民族を越えて国作りに取り組んでいきたい旨述べました。
2 また,堀井巌政務官から,2003年以降の日本の対イラク支援について紹介するとともに,イラク国民が強い意思を持って国作りに取り組む限り,日本も引き続きその取組を後押ししていく旨述べました。これに対し,イラク側から,官民挙げた日本の多大な支援に感謝する,イラクで日本がプレゼンスを高め,両国関係が強化されることを期待したい旨述べました。
[参考]知見共有セミナー
異なる宗派・民族に属する国会議員等を中心としたイラク人を招聘し,復興などに関する日本の知見や経験の共有を通じて,日本に対する深い理解とイラクの復興・国民融和を促進することを目的とした国際協力機構(JICA)が主催するセミナー。