報道発表
河野外務大臣主催カリコム諸国国連常駐代表との夕食会
平成30年2月14日

2月13日午後7時10分頃から約80分間,河野太郎外務大臣は,我が国の招待により訪日中のルドルフ・マイケル・テン=パウ・ガイアナ共和国国連常駐代表(H.E. Mr. Rudolph Michael Ten-Pow),ケイシャ・アニヤ・マクガイアー・グレナダ国国連常駐代表(H.E. Ms. Keisha Aniya McGuire),ペネロプ・アルシア・ベックル・トリニダード・トバゴ共和国国連常駐代表(H.E. Ms. Pennelope Althea Beckles),シェイラ・キャリー・バハマ国国連常駐代表(H.E. Ms. Sheila Carey)を迎えて夕食会を主催し,意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,各国国連常駐代表の訪日を心より歓迎する,この機会に我が国の政策,産業,技術,伝統,文化等,日本に対する理解を深めてほしい,国連におけるカリブ諸国との協力関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し,各国国連常駐代表からは,今回の招待に対する謝意が表明され,国際場裡における日本とカリブ諸国との各国間の協力を一層深化させたい旨の発言がありました。
2 また,河野大臣と各国国連常駐代表は,北朝鮮の核・ミサイル問題について,安保理決議の完全な履行を含め北朝鮮の非核化に向けて一致して行動していくこと,特に「瀬取り」を含む北朝鮮による制裁回避に対応する必要があることを確認し,カリコム諸国が制裁の抜け穴とならないよう,緊密に連携していくことで一致しました。
3 河野大臣と各国国連常駐代表は,国際社会の諸課題の解決のため,引き続き緊密に協力していくことで一致しました。