報道発表
日・コモロ外相会談



本6日,午後7時頃から約2時間,河野太郎外務大臣は,外務省賓客として訪日中のモハメド・エル・アミン・スエフ・コモロ連合外務・国際協力・仏語圏・在外コモロ人担当大臣(H.E. Mr. Mohamed El Amine SOUEF, Minister of Foreign Affairs, International Cooperation and the Francophonie, in charge of Comorians abroad of the Union of Comoros)と外相会談及び夕食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣から,スエフ大臣の訪日を歓迎した上で,日本は「自由で開かれたインド太平洋戦略」を推進しており,コモロと積極的に協力したい,コモロが進める産業化による経済的自立や政治的安定化に向けた取組を支持する旨述べました。これに対しスエフ大臣から,コモロを始めとするアフリカ開発及び国際社会の平和と安定への日本の貢献に謝意が述べられました。両大臣は,TICAD7の成功に向けて協力するとともに,両国の友好関係を一層強化していくことを確認しました。
2 両大臣は,地域情勢につき意見交換を行い,北朝鮮の核・ミサイル開発は国際社会の平和と安定に対する脅威であることを確認し,北朝鮮に対する圧力を最大化するため,国際社会が関連する国連安保理決議を完全に履行し,北朝鮮との関係を抜本的に見直す必要性を強調しました。また,スエフ大臣からは,コモロは常に日本と立場を一にしている旨改めて述べられました。
3 その他,両大臣は,国連安保理改革を推進させることで一致したほか,国際場裡における協力等につき,意見交換を行いました。
4 会談後,日・コモロ連合外相共同プレス・ステートメント(骨子(PDF)/日本語(PDF)
/仏語(PDF)
)が発出されました。