報道発表
日・ルクセンブルク外相会談
平成29年11月27日


本27日,午後0時20分頃から約20分間,河野太郎外務大臣は,アンリ・ルクセンブルク大公殿下の国賓訪日に際し訪日中のジャン・アセルボーン外務・欧州大臣(H.E. Mr. Jean ASSELBORN,Minister for Foreign and European Affairs)と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 アセルボーン大臣から,外交関係樹立90周年の本年,アンリ大公殿下の国賓としての訪日が実現し,喜ばしい旨述べました。これに対し,河野大臣から,大公殿下の国賓訪日が実現でき,うれしく思う,これを機に両国関係を更に深化させたい旨述べました。
2 両大臣は,英国のEU離脱を含む欧州情勢について意見交換を行いました。また,両大臣は,日EU経済連携協定(EPA)の早期署名・発効に向け協力していくことで一致しました。
3 北朝鮮情勢に関し,河野大臣から,今は国際社会全体で最大限の圧力をかける時であり,ルクセンブルクとも緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し,アセルボーン大臣から,日本に対する完全な連帯の意の表明がありました。両大臣は,北朝鮮に対する圧力強化を始め,緊密に連携していくことで一致しました。