報道発表
JENESYS2017等招へいプログラムの実施
(対象国:アジア15か国・地域,テーマ:文化・芸術)
1 11月21日から29日まで,JENESYS2017等の一環として,アジア15か国・地域(ブルネイ,カンボジア,中国,東ティモール,インドネシア,韓国,ラオス,マレーシア,モンゴル,ミャンマー,フィリピン,シンガポール,チャイニーズタイペイ,タイ,ベトナム)から,文化・芸術交流をテーマに約150名の高校生等が訪日します。 (注)中国のみ,招へいスキームはJENESYS2.0で実施。
2 一行は,文化・芸術交流をテーマとしたプログラムとして,11月25日に北海道北見市で開催される「第11回アジア国際子ども映画祭」に参加し,同年代の日本の青少年との間で自ら作成した映像を通じて交流を行います。今年の映画祭のテーマは「学校の先生」で,先生との関係性や先生への感謝の気持ちについて,改めて考える機会とすることを目指しています。
3 また,一行は,グループに分かれて北海道,東京都の教育機関を訪問し,同世代の日本の学生と交流や意見交換を行います。さらに,自然・環境体験,日本文化体験,地域産業視察を通じて,日本の魅力に直接触れる機会も予定しています。
4 このプログラムを通して,各出身国・地域の将来を担う若者が,我が国の魅力や価値観について理解を深めるとともに,帰国後,自国・地域で積極的に訪日時の経験や文化・芸術分野における日本の魅力等について積極的に発信することが期待されます。
招へいプログラム(対象国:アジア15か国・地域,テーマ:文化・芸術)(日程案)
[参考1]JENESYS2017
日本とアジア大洋州の各国・地域との間で,対外発信力を有し将来を担う人材を招へい・派遣し,政治,経済,社会,文化,歴史,外交政策等に関する対日理解の促進を図るとともに,親日派・知日派を発掘し,日本の外交姿勢や魅力等について被招へい者・被派遣者自ら積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し,我が国の外交基盤を拡充することを目指している。
[参考2]事業実施団体
[参考3]アジア国際子ども映画祭
日本全国の小学生~高校生,及びアジアの高校生等を対象として,手作りのショートムービーを募集し,その中から優秀作品を選定する国際映画祭であり,本年度で第11回目となる。子どもたちが,映画制作を通じて社会に出るまでの目標や目的,競争意識,自覚などを持ち,感受性豊かな人間に育ってほしいという,杉良太郎・日ベトナム特別大使の発案で平成19年度より実施されており,本年度は昨年度同様北海道北見市で開催される。
外務省はこの映画祭を共催しており,各国・地域で行われた予選会で優秀な成績を収めた高校生等を我が国に招へいし,11月25日に行われる「第11回アジア国際子ども映画祭(本選大会)」への参加,及び映画制作を通じて各国の高校生等との国際交流を行う。
「第11回アジア国際子ども映画祭」については,ホームページ参照。
主催:アジア国際子ども映画祭実行委員会(北海道北見市)