報道発表

シュティルハルト赤十字国際委員会事業総局長による堀井巌外務大臣政務官表敬

平成29年10月23日
シュティルハルト赤十字国際委員会事業総局長による堀井巌外務大臣政務官表敬

 本23日,午後3時から約40分間,堀井巌外務大臣政務官は,ドミニク・シュティルハルト赤十字国際委員会(ICRC)事業総局長(Mr. Dominik Stillhart, the Director of Operations of the International Committee of the Red Cross)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,堀井巌政務官から,シュティルハルト総局長の今次訪問を歓迎するとともに,他の国際機関がアクセスできない危険な紛争地域などで活動を行うICRCを,最も行動力のある人道支援機関として高く評価する旨述べました。これに対し,シュティルハルト総局長からは,中東等で紛争を背景とした人道ニーズが高まっており,日本の一貫した支援に感謝するとともに今度の更なる支援に期待する旨述べました。

2 また,堀井巌政務官から,ICRCに対する協力を進める上で,日本の顔が見える支援としていただくことが重要である旨述べたところ,シュティルハルト総局長からは,引き続き邦人職員増強,日本企業との連携強化に努めたい旨の発言がありました。

(参考1)ドミニク・シュティルハルト赤十字国際委員会(ICRC)事業総局長
 1964年生まれ。スイス人。1991年からICRCで活動を始め,本部事業総局次長,人材運営プログラム部長等を経て現職。

(参考2)赤十字国際委員会(ICRC)(PDF)別ウィンドウで開く
 スイス人アンリ・デュナンが紛争犠牲者の保護のための組織及び条約の必要性を提唱したことを受けて,1863年にジュネーヴにて設立。国際赤十字・赤新月運動の基本原則(人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性)に則り,主として保護(protection),救援(assistance),予防(prevention),各国赤十字・赤新月社への協力を実施。


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