報道発表

岸田外務大臣とマルムストローム欧州委員(貿易担当)等との会談

平成29年7月2日
岸田外務大臣とマルムストローム欧州委員(貿易担当)等との会談1 (6月30日)
岸田外務大臣とマルムストローム欧州委員(貿易担当)等との会談2 (6月30日)
岸田外務大臣とマルムストローム欧州委員(貿易担当)等との会談3 (7月1日)

 6月30日及び7月1日,岸田文雄外務大臣は,訪日中のセシリア・マルムストローム欧州委員(貿易担当)(Dr. Cecilia Malmström, European Commissioner for Trade)と会談し,日EU経済連携協定(EPA)について議論しました。また,同日,岸田大臣は,山本有二農林水産大臣を交え,マルムストローム欧州委員及びフィル・ホーガン欧州委員(農業・農村開発担当)(Mr. Phil Hogan, European Commissioner for Agriculture and Rural Development)と会談し,同EPAについて議論しました。一連の会談の概要等は以下のとおりです。

1 6月30日及び7月1日の2日間,岸田大臣とマルムストローム欧州委員が中心となって,閣僚レベルで日EU・EPAについて率直な議論を行いました。岸田大臣とマルムストローム欧州委員とのバイ会談に加え,山本大臣とホーガン欧州委員も交えた協議を断続的に実施しました。

2 双方は,大枠合意は手の届くところにあり,閣僚が政治的指導力を発揮する段階にあるとの認識を踏まえ,建設的に交渉を行いました。交渉では有意義な進展がありましたが,双方が今後詰めなければならない重要な論点がまだ残っています。

3 双方は,G20の際にあり得べき首脳会談を念頭に置きつつ,可能な限り早期の大枠合意の実現のため,岸田大臣がブリュッセルを訪れてマルムストローム欧州委員と会談することも選択肢に入れつつ,引き続き全力を尽くしていくことで一致しました。


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