報道発表

武井外務大臣政務官のスワジランド訪問(結果)

平成29年6月30日

6月28日及び29日,武井俊輔外務大臣政務官は,スワジランド王国を訪問し,政府関係者等との間で意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 ドラミニ首相への表敬
 6月29日(現地時間同日),武井政務官は,バーナバス・シブシソ・ドラミニ首相(H.E. Dr. Barnabas Sibusiso DLAMINI,Prime Minister)を表敬しました。表敬において,武井政務官からは,TICADプロセスをはじめとする場でアフリカの平和と繁栄の達成に向け両国が協力してきたことを強調し,引き続き連携していきたい旨を述べました。これに対し,ドラミニ首相から,教育を始めとする様々な分野における日本の支援に謝意を表明するとともに,ムスワティ三世国王自ら大半のTICAD首脳会合に出席してきたことを紹介しつつ,8月の閣僚会合にも然るべく協力したい旨述べました。このほか,双方は地域情勢や国際場裡の課題についても意見交換を行うとともに,武井政務官から,2025年大阪万博の誘致に向けた働きかけを行いました。

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2 ガメゼ外務・国際協力大臣との会談
 6月29日(現地時間同日),武井政務官は,ムグワグワ・ガメゼ外務・国際協力大臣(Hon. Chief Mgwagwa GAMEDZE,Minister of Foreign Affairs and International Cooperation)と会談を行いました。武井政務官からは,TICADプロセスをはじめとする場でアフリカの平和と繁栄の達成に向け両国が協力してきたことを強調し,引き続き連携していきたい旨を述べました。これに対し,ガメゼ外務・国際協力大臣から,1968年の独立以降,日本との強い絆に結ばれた緊密な関係が維持されている,また,スワジランド政府が重視する保健や教育分野の日本の援助に感謝する旨述べました。このほか,双方は地域情勢や国際場裡の課題についても意見交換を行うとともに,武井政務官から,2025年大阪万博の誘致に向けた働きかけを行いました。

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3 ドラミニ経済計画・開発大臣との会談
 6月29日(現地時間同日),武井政務官は,シュラングセンピ・ドラミニ経済計画・開発大臣(H.R.H. Prince Hlangusemphi DLAMINI,Minister of Economic Planning and Development)と会談を行いました。武井政務官からは,長きにわたりスワジランドで操業している我が国の企業を例に,両国間の経済関係が今後さらに発展することを期待する旨を述べました。また,武井政務官から,2025年大阪万博の誘致に向けた働きかけを行いました。これに対し,ドラミニ経済計画・開発大臣から,教育支援,道路建設,青年海外協力隊の派遣等これまでの日本の支援に対する謝意を改めて表明するとともに,都市部を含め干ばつ被害が深刻であり,これに関する日本による最近の援助に感謝する旨述べました。

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 また,同会談後,武井政務官は,廣木重之駐スワジランド大使(南アフリカにて兼轄)とドラミニ経済計画・開発大臣との間で交わされた,中等学校建設のための経済協力に関する交換公文署名式に出席し,日本の戦後復興の経験から,社会・経済発展においては教育・人材育成が重要であるとのスピーチを行いました。

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4 その他
 このほか,6月29日(現地時間同日),武井政務官は,マーティン・ドラミニ財務大臣(Hon. Senator Martin DLAMINI,Minister of Finance)及びフィネアス・マガグラ教育大臣(Hon. Mr. Phineas Magagula,Minister of Education)とそれぞれ二国間関係について意見交換を行いました。

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