報道発表

サモアに対する無償資金協力「ヴァイシガノ橋架け替え計画」に関する書簡の交換

平成29年5月22日

1 本22日(現地時間同日),サモア独立国の首都アピアにおいて,我が方青木伸也駐サモア大使と先方トゥイラエパ・ファティアロファ・ルペソリアイ・サイレレ・マリエレガオイ首相(H.E. Mr. Tuilaepa Fatialofa Lupesoliai Sailele Malielegaoi, Prime Minister, Independent State of Samoa)との間で,供与額18億600万円の無償資金協力「ヴァイシガノ橋架け替え計画」(The Project for Reconstruction of Vaisigano Bridge)に関する書簡の交換が行われました。

2 サモアは,農林水産業,観光業等を主な産業としていますが,消費財の多くを輸入に頼っているため慢性的な貿易赤字を抱えているほか,地震や津波,サイクロン等の自然災害を受けるなど,島嶼国特有の脆弱性が課題となっています。

3 今回の協力は,アピア市内の主要幹線道路上に位置するヴァイシガノ橋を架け替えることで,安全で災害に強い幹線道路の確保を図り,もって環境に配慮した持続的経済成長に寄与するものです。

4 今回の協力は,平成27年5月に開催された第7回太平洋・島サミットにおいて,我が国政府が支援を表明した重点分野である「防災」,「気候変動」及び「持続可能な開発」に資する協力(PDF)別ウィンドウで開くとして実施するものです。

(参考)サモア独立国基礎データ
 サモアは,面積2,830平方キロメートル(東京都の約1.3倍),人口約191,800人(2014年,世界銀行),1人当たり国民総所得(GNI)は4,060米ドル(2014年,世界銀行)。


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