報道発表

日ロさけ・ます漁業交渉(日ロさけ・ます政府間協議)(結果)

平成29年5月4日

1 5月3日から4日まで,モスクワにおいて,ロシア連邦の200海里水域における日本国の漁船によるロシア系さけ・ますの2017年における漁獲に関する日ロ政府間協議(日ロさけ・ます政府間協議)が開催され,本4日,妥結しました。
 今回の協議は,3月27日にモスクワにおいて開会した後に休会していた協議を再開したものです。

2 協議の結果

(1)今回の協議には,日本側から,保科正樹水産庁増殖推進部長(政府代表)をはじめ,外務省,水産庁,北海道庁及び関係団体の関係者が,ロシア側から,ピョートル・サフチュク連邦漁業庁副長官 (政府代表)(Mr. Petr SAVCHUK, Deputy Head of Federal Agency for Fisheries)をはじめ,外務省,連邦漁業庁,連邦保安庁国境警備局及び関係団体の関係者が出席しました。

(2)今回の会議では,ロシア連邦の200海里水域内における2017年の我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲量等について以下のとおりとすることで一致しました。

ア 漁獲割当量:合計62.0トン(前年68.88トン)
内訳べにざけ 23.5トン(前年21.70トン)
しろざけ 23.5トン(前年27.18トン)
からふとます 10.0トン(前年18.00トン)
ぎんざけ 2.0トン(前年1.00トン)
ますのすけ 3.0トン(前年1.00トン)

イ 操業隻数 :1隻(前年1隻)
ウ 漁法   :曳き網
エ 入漁料  :約1,901万円(前年約2,112万円)
オ 操業期間 :平成29年6月10日から6月25日まで(前年は7月13日から7月26日まで)


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