報道発表
武井外務大臣政務官の米国訪問(結果)
平成29年3月21日


3月19日から20日まで,武井俊輔外務大臣政務官は,米国のグアムを訪問したところ,概要以下のとおりです。
1 南太平洋戦没者慰霊公苑での献花等(3月19日)
武井政務官は,南太平洋戦没者慰霊公苑(注)を往訪して慰霊塔に献花するとともに,同公苑内にある平和寺に展示されている旧日本軍の遺品等を視察しました。
(注)グアムを含む太平洋地域で戦没した約50万人の旧日本軍将兵と民間人,連合軍の将兵や地元住民などを慰霊するために,1970年に完成した施設。
2 在沖縄海兵隊のグアム移転に関連する米軍施設・区域等の視察(3月20日)
武井政務官は,アプラ海軍基地,アンダーセン空軍基地及びフィネガヤン地区を訪問し,在沖縄海兵隊のグアム移転に関連する日本側資金提供事業及び米国側資金提供事業の工事の進捗状況を確認するとともに,在グアム米軍関係者から今後の事業の進展の見通しについて説明を受けました。
3 在グアム米軍関係者との意見交換(3月20日)
武井政務官は,ショーシャナ・チャットフィールド・マリアナ統合軍司令官(Rear Admiral Shoshana Chatfield, Commander, Joint Region Marianas)を始めとする在グアム米軍関係者と昼食を挟みながら意見交換しました。
武井政務官から,在グアム米軍が地域の抑止力の維持に重要な役割を果たしており,引き続き活躍を期待している旨述べ,チャットフィールド司令官から,自衛隊と米軍の共同訓練に触れつつ,日米防衛協力の重要性について発言がありました。また,両者は,グアム移転事業の推進が重要であるとの認識で一致しました。