報道発表
サウジアラビアとの間の数次査証と査証料に関する覚書の署名
平成29年3月13日


1 本13日,東京において,薗浦健太郎外務副大臣とニザール・ビン・オベイド・アル・マダニ・サウジアラビア外務担当国務大臣(H.E. Dr. Nizar bin Obaid Al-Madani, Minister of State for Foreign Affairs of the Kingdom of Saudi Arabia)との間で,「サウジアラビア王国政府と日本国政府との間の両国国民に対する訪問査証の発給の円滑化に関する協力覚書」の署名が行われました。本協力覚書は,安倍晋三内閣総理大臣と,訪日中のサルマン国王との首脳会談後,この首脳立ち会いの下,署名・交換が行われました。
2 今回の覚書では,両国はそれぞれの査証制度の下で,査証申請者が有効な旅券を所持することを条件に,有効期間最長3年,一回の滞在可能期間最長90日間の数次査証を発給することが確認されました。また,査証料については,サウジ側については190サウジ・リヤール(約6,000円),日本側については6,000円,又はこれらに相当する額とすることが確認されました。
3 上記2の措置の実施により,日・サウジアラビア間の交流が一層発展することが期待されます。