報道発表
カズン国連世界食糧計画事務局長による岸田外務大臣表敬
平成29年3月10日


1 本10日,午後4時20分から約20分間,岸田文雄外務大臣はアーサリン・カズン国連世界食糧計画(WFP)事務局長(Ms. Ertharin Cousin, Executive Director, World Food Programme)の表敬を受けました。概要は以下のとおりです。
2 冒頭,岸田大臣から,WFPは人道支援と開発協力の両面で重要なパートナーであり,持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けても協力したい旨述べるとともに,今年2月,補正予算によりWFPに対し8,518万ドルを拠出したことに加え,先般,ミャンマー及びパキスタンにおける人道支援のため,WFPに対し900万ドルの緊急無償資金協力を決定した旨述べました。また,日本の企業やNGOなど,幅広いレベルでの日本とWFPとの協力強化を歓迎し,引き続き緊密に連携したい旨述べました。
3 これに対して,カズン事務局長から,SDGsの達成に向けた取組や人道と開発の連携促進に向けて日本と緊密に連携したい旨述べるとともに,世界各地で発生している食料不足を含む深刻な人道状況について説明が行われ,これらの地域への対応を含む,日本のWFPへの継続的な支援に対する謝意が述べられました。