報道発表
「V4+日本」移民問題セミナーの開催
平成29年2月17日
1 2月22日,「V4+日本」移民問題セミナーが城西大学において開催されます。
2 このセミナーには,滝沢求外務大臣政務官,V4各国政府の移民問題を担当する実務者,日本及びV4の有識者らが参加し,欧州の難民・移民問題の起源となる中東情勢,V4各国の移民政策の現状や課題,及び我が国の移民政策の展望等について議論が行われる予定です。
3 V4各国は,民主化移行プロセスの中で,自国民の欧米諸国への流出を経験した一方,近年は,中東地域の不安定化による移民・難民の大量流入を受け,国境管理の強化や移民・難民の受入れを規制するなど,人の流出と流入という双方の側面を経験している地域です。これらの国々の実務者や有識者から,西欧諸国で見られる議論とは異なる視点や見解が示され,日本側有識者との間で活発な議論が交わされることが期待されます。
(参考1)
V4(ヴィシェグラード4)とは,ポーランド,チェコ,スロバキア及びハンガリーから構成される地域協力の枠組み。1991年,ヴィシェグラード(ハンガリー北部の都市)で,これら4か国により創設され,2004年には揃ってEU加盟を果たした。
(参考2)
「V4+日本」セミナーは,2003年以来,年1回,様々なテーマについて,V4及び我が国の専門家を招集してセミナーを実施,最近では安全保障,開発,東方パートナーシップに関するセミナーを開催している。