報道発表
ドーヴィル・パートナーシップ中東・北アフリカ地域における女性の経済・社会・政治的役割の推進に関する
国際シンポジウムの開催
平成28年12月9日
1 12月12日,東京(品川プリンスホテル)において,「中東・北アフリカ地域における女性の経済・社会・政治的役割の推進に関する国際シンポジウム」が開催されます。
2 このシンポジウムには,中東・北アフリカ地域(チュニジア,モロッコ,エジプト,ヨルダン,及びイエメン)から有識者を招聘するほか,G7及び国際機関の関係者(米国,ドイツ,OECD,EBRD(欧州復興開発銀行))がパネリストとして出席します。モデレーターは,鷹木恵子桜美林大学教授及び中西久枝同志社大学教授が務めます。また,冒頭挨拶は滝沢求外務大臣政務官が,閉会挨拶は西村篤子女性・人権人道大使が行う予定です。
3 本シンポジウムでは,中東・北アフリカ地域各国における女性の経済・社会・政治的参画に関し,(1)中東・北アフリカ地域各国の主体的取り組み,(2)域内外の諸国及び国際機関による支援・関与の適切性の観点からパネルディスカッションを行う予定です。
(参考)ドーヴィル・パートナーシップ
「アラブの春」を受け,2011年5月のドーヴィル・サミットにて,アラブ諸国における安定的な民主的体制への移行と経済社会改革の努力を支援する枠組みとして設立。国際金融機関や国連機関等に対して協調を呼びかけるとともに,移行国に対する二国間援助の強化,貿易・投資促進,域内統合支援,人的交流等を謳った「アラブの春に関するG8宣言」を採択。
参加国はG7のほか,中東の11カ国及び国際機関から成り,これまでG7がそれぞれ議長国となり,移行国の移行プロセスの進展等について報告・協議を行う閣僚級会合が行われてきたほか,議長国のイニシアチブにより関連会合が開催されてきた。本年は日本が議長国。