報道発表
日英豪外相電話会談
平成28年9月9日
本9日,午後6時20分から約15分間,岸田文雄外務大臣は,ボリス・ジョンソン英外務・英連邦大臣(The Rt Hon Boris Johnson, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs),及び英国を訪問中のジュリー・ビショップ・オーストラリア外務大臣(The Hon. Julie Bishop MP, Minister for Foreign Affairs)と三者で電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,北朝鮮が核実験を強行したことは,日本の安全への直接的かつ重大な脅威であるとともに,地域及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものであり,断じて容認できない,北京の「大使館」ルートを通じて,直ちに北朝鮮に対して厳重に抗議するとともに,最も強い言葉で非難した,国連安保理での対応を含め,英豪両国とも緊密に連携していきたい旨述べました。
2 ジョンソン英外相からは,岸田大臣の考えに完全に同意する,北朝鮮の核実験は全く受け入れられず,安保理を含む国連でのパートナーとの協力を強化したい旨を述べました。また,ビショップ豪外相からは,ターンブル首相と自分は既に北朝鮮の挑発行為への強い非難を表明しているが,今後の国連他での対応においても,いかなる協力も惜しまない旨を述べました。
3 三外相は,北朝鮮に対する圧力を強化していくべく,安保理を含む国際社会において日英豪で緊密に協力していくことで一致しました。