報道発表

薗浦外務副大臣のヨルダン訪問

平成28年9月6日
000187808
タラーウネ王宮府長官との会談

 9月5日(現地時間同日),薗浦健太郎外務副大臣は,ヨルダンを訪問し,ファーイズ・タラーウネ王宮府長官(H. E. Dr. Fayiz Tarawneh, Chief of Royal Hashemite Court),ナーセル・ジュデ副首相兼外務大臣(H. E. Mr. Nasser Judeh, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates),イマード・ファーフーリー計画・国際協力大臣(H. E. Mr. Imad Fakhoury, Minister of Planning and International Cooperation)とそれぞれ会談したところ,概要は以下のとおりです。

1 タラーウネ王宮府長官との会談
 薗浦副大臣は,タラーウネ王宮府長官と会談を行い,二国間関係における幅広い協力関係の強化,「平和と繁栄の回廊」構想に関する協力,シリア情勢をはじめとする地域情勢等につき意見交換を行いました。

2 ジュデ副首相兼外務大臣との会談
 薗浦副大臣は,ジュデ副首相兼外務大臣と会談を行い,二国間関係全般,「平和と繁栄の回廊」構想に関する協力,中東和平問題やシリア情勢をはじめとする地域情勢等につき意見交換を行いました。

3 ファーフーリー計画・国際協力大臣との会談
 薗浦副大臣は,ファーフーリー計画・国際協力大臣と会談を行い,経済協力をはじめとする二国間関係,「平和と繁栄の回廊」構想に関する協力及びシリア情勢等の地域情勢につき意見交換を行いました。

(参考)
 2006年,小泉総理大臣(当時)が提唱した「平和と繁栄の回廊」構想は,ジェリコ農産加工団地(JAIP)建設という形で具体化され,その後,4回の閣僚級会合,7回の事務レベル会合を経て,現在2社が稼働し,37社が入居契約を済ませる段階までたどり着いた。和平交渉が停滞し,ヨルダン川西岸地域の治安状況が悪化する中で,JAIPの進展は目に見える成果として重要であり,また国際社会に高く評価されている。


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