報道発表
中国公船による我が国尖閣諸島周辺の領海への侵入
平成28年8月8日
1 我が国からの累次の抗議にもかかわらず,複数の中国公船(同時に接続水域内で確認された船舶数が過去最多(15隻)となった時間帯もあり。)が我が国尖閣諸島周辺の接続水域から出域しない中で,午後12時10分頃,午後12時45分頃,午後1時30分頃及び午後7時15分頃に中国公船が領海に侵入しました。
2 これを受け,同日午後12時45分頃及び午後7時30分頃,金杉憲治アジア大洋州局長から郭燕(かく・えん)在京中国大使館公使に対し,中国公船による我が国尖閣諸島周辺の領海への侵入は我が国主権の侵害であり,決して認められない,累次にわたって厳しい抗議を行っているにもかかわらず,中国側が度重なる領海侵入を始め現場の緊張を更に高める一方的な行動をとっていることは断じて受け入れられない,直ちに我が国領海から退去し,また,接続水域から立ち去るよう強く抗議を行いました。