報道発表
ハリス米太平洋軍司令官による武藤外務副大臣表敬
平成28年7月26日


本26日午後4時から約30分間,武藤容治外務副大臣は,ハリー・B・ハリス米太平洋軍司令官(Admiral Harry B. Harris, Jr., Commander, U.S. Pacific Command)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,武藤副大臣から,熊本の被災地への視察及び在日米軍の航空輸送支援について謝意を述べた上で,我が国周辺の安全保障環境は一層厳しさを増しており,米国と引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。その上で両者は,北朝鮮,東シナ海及び南シナ海を含む地域情勢について意見交換を行い,地域の平和と安定のために日米両国が連携を強化し,一致して対応する必要性につき一致しました。
2 また,沖縄について,武藤副大臣から,軍属の取扱いに係る日米共同発表の意義について触れるとともに,普天間飛行場の辺野古移設に関する政府の取組や北部訓練場の過半の返還に向けた現状等につき説明しました。両者は,沖縄の負担軽減に向けた取組につき緊密に連携していくことで一致しました。