報道発表

1　5月16日，東京において，インド高速鉄道に関する第2回合同委員会が開催されます。

2　第2回会合の日本側代表団には，日本側の共同議長を務める和泉洋人内閣総理大臣補佐官を団長として，関係各省（外務省，経済産業省，国土交通省）の事務次官級，局長級幹部が参加する予定です。インド側代表団には，アルビンド・パナガリヤ行政委員会副委員長（Dr. Arvind Panagariya, Vice-Chairman, NITI (National Institution for Transforming India) Aayog (Committee)）（インド側の共同議長）を始め，鉄道省，外務省，商工省等の関係各省の次官級が参加予定です。

3　昨年12月の安倍晋三内閣総理大臣のインド訪問の際に，日・インド両国は，ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道に日本の新幹線システムを導入することを確認し，ハイレベルの合同委員会を設立することを発表しました。合同委員会では，新幹線システムを導入するに際しての資金，技術及び人材育成面での協力に関して2016年中に両国間で結論を得るべく，詳細を議論しています。本年2月にインドのムンバイにおいて第1回会合を開催し，今回は第2回目となる開催です。

4　日本政府としては，ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道への新幹線システムの導入の実現に向け，引き続き両国間で取り組んで行く考えです。