報道発表

日ロさけ・ます漁業交渉(結果)

平成28年3月26日

1 3月22日から本26日まで,東京において,日ロ漁業合同委員会第32回会議が開催されました。 なお,同会議に引き続いて開催されたロシア連邦の200海里水域における日本国の漁船によるロシア系さけ・ますの2016年における漁獲に関する日ロ政府間協議は,日程を改めて協議が継続されます。

2 日ロ漁業合同委員会第32回会議の結果

(1)今回の会議には,日本側から,保科正樹水産庁増殖推進部長(政府代表)をはじめ,外務省,水産庁,北海道庁及び関係団体の関係者が,ロシア側から,ピョートル・サフチュク連邦漁業庁副長官 (政府代表)(Mr.Petr SAVCHUK, Deputy Head of the Federal Agency for Fisheries)をはじめ,外務省,連邦漁業庁及び関係団体の関係者が出席しました。

(2)今回の会議では,我が国200海里水域内における2016年の我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲量等について以下のとおりとすることで一致しました。

ア 漁獲量

からふとます1,550トン(前年1,550トン)
しろざけ550トン(前年550トン)

イ 漁業協力費
 2億6,405万円から3億6万円の範囲で漁獲実績に応じて決定。(前年も2億6,405万円から3億6万円の範囲で漁獲実績に応じて決定。2015年の実績は2億6,405万円。)

 その他,2016年の漁業分野における科学技術協力計画等の採択が行われました。


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