報道発表

「中央アジア+日本」対話・第8回東京対話の開催

平成28年2月29日

1 3月2日,外務省は,「中央アジア+日本」対話・第8回東京対話を開催します。

2 東京対話は,日本と中央アジア5か国(カザフスタン,キルギス,タジキスタン,トルクメニスタン,ウズベキスタン)の協力を促進するための枠組みである「中央アジア+日本」対話の一環として,有識者・専門家の参加を得て実施されるシンポジウムです。山田美樹外務大臣政務官が冒頭の挨拶を行い,相木俊宏中央アジア担当外務省特別代表が司会を行います。

3 今回の対話では,2月3日の「中央アジア+日本」対話・運輸・物流分野専門家会合の結果を踏まえ,本年議長国であるトルクメニスタンの下で開催予定の「中央アジア+日本」対話・第6回外相会合に向けて運輸・物流分野での協力を一層推進していくため,「中央アジアにおける連結性改善に向けた課題と地域協力の可能性」をテーマに取り上げます。参加者の間で行われた議論の成果は,中央アジア及び日本の政府間対話に活用されることが期待されています。

「中央アジア+日本」対話・第8回東京対話プログラム(PDF)別ウィンドウで開く

(参考1)「中央アジア+日本」対話(“Central Asia plus Japan” Dialogue)
 2004年8月,日本と中央アジア諸国の協力を推進する枠組みとして立ち上げられ,2012年11月に東京で開催された第4回外相会合では,貿易・投資,環境,エネルギー,アフガニスタン安定化に向けた協力などの5分野で協力を推進することで一致した。

(参考2)過去の東京対話実施実績

第1回(2006年3月):中央アジア地域統合の展望,中央アジアと域外国の関係
第2回(2007年1月):水資源と電力を巡る中央アジア地域協力の展望,中央アジアのエネルギー資源供給ルート多角化の展望
第3回(2009年2月):中央アジアの土壌をめぐる環境協力,気候変動問題が中央アジア地域の環境に与える影響と対策
第4回(2010年2月):中央アジア地域における今後の物流インフラ整備
第5回(2012年3月):中央アジアの貿易投資促進における地域協力の役割(ASEANの経験を踏まえて)
第6回(2014年3月):中央アジアにおける農業を通じた地域の発展
第7回(2015年3月):中央アジア・シンポジウム


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