報道発表
日韓外相電話会談
平成28年2月7日
本7日,午後5時30分から約25分間,岸田文雄外務大臣は尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官との間で日韓外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,4度目の核実験に続き,今回,北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行したことは,我が国の安全に対する直接的かつ重大な脅威であり,北東アジア及び国際社会の平和と安全を損なうものとして断じて容認できるものではなく,北朝鮮に抗議したこと,我が国独自の措置を行う方針を固めたことを伝えました。また,安保理決議に関する議論を加速化し,強力な決議を速やかに採択すべく,韓米をはじめとする関係国と緊密に連携していくことを確認しました。
2 尹長官から,今回の北朝鮮による弾道ミサイル発射に対し,国連安保理で迅速に力強いメッセージを出すことが重要であり,新たな強い内容の安保理決議の採択に向けて,安保理非常任理事国である日本と引き続き連携していきたい旨述べました。
3 両外相は,日韓及び日韓米で緊密に連携していくことを確認し,中国,ロシア等関係諸国との連携の重要性についても一致しました。